
- 見直すのは「長さ・店・会話・終わり方」の4つ。初デートが次につながらないとき、相性を疑う前に、まずこの組み立てを確かめてみてください。
- IBJのルール&マナーでは、交際成立後は時間をあけずに初デートを。仕事後や休日に少しオシャレなレストランで食事をし、2時間程度に抑えるのがおすすめとされています。
- 会話は「お見合いの続き」から。後半に、休日の過ごし方や大切にしていることなど、価値観の入口に少し触れる程度で十分です。
- 別れ際に「楽しかった」と「次の候補日」を。お礼の連絡は当日中に短く。次に会うまでの間をあけすぎないことが、仮交際を前に進めます。
- デートの後は振り返りを。IBJのシステムからデートの振り返りをレポートする仕組みがあります。迷いは一人で抱えず、担当カウンセラーに相談してください。
仮交際の初デートが次につながらないのはなぜ?
初デートが次につながらない理由は、相性だけではありません。「長すぎる」「店が会話に向いていない」「会話が面接のまま」「次の約束をしないまま別れる」。この4つのどれかで、お見合いで生まれた「もう一度会いたい」という気持ちが途切れてしまうことがあります。
裏を返せば、どれも当日の組み立てで変えられる部分です。まずは、つまずきやすい形を知っておきましょう。
次につながりにくい4つのパターン
NG楽しいからと、長く引き延ばす
3時間、4時間と延ばすと、後半は疲れが勝ってきます。帰り道に残る印象が「楽しかった」ではなく「疲れた」になり、次の約束にも前向きになりにくくなります。
NG会話に向かない店を選ぶ
音楽が大きい、隣の席との距離が近い、入店まで長く並ぶ。料理がおいしくても、話しにくい店では、お互いを知る時間が削られてしまいます。
NG会話が「面接」のまま
仕事、家族、休日と、プロフィールの項目を順に確かめていく会話では、答える側が「評価されている」感覚から抜け出せません。くつろげないまま2時間が終わってしまいます。
NG次の約束をせずに別れる
「また連絡します」で別れると、次の日程をゼロから決め直すことになります。お互いに相手の出方を待つうちに間があき、気持ちの温度が下がっていきます。
相性を疑う前に、組み立てを見直す
初デートがうまくいかなかったとき、「相性が合わなかった」と結論を急ぎたくなるものです。もちろん相性はあります。けれど、2時間の使い方、店の選び方、話題の順番は、自分で変えられる部分です。
変えられない部分を悩み続けるより、変えられる部分から見直すほうが、次のデートにも、次の出会いにも生きてきます。この記事では、その「変えられる部分」を順番に整理していきます。
仮交際は「お友達の関係」から始まる
IBJの公式コラムでは、仮交際は、お見合いで良い印象を持った二人が真剣交際に向けてデートを重ねる「お試し交際」の期間で、恋人同士ではなく「お友達の関係」だと説明されています。
初デートは、恋人らしく振る舞う場ではなく、「この人ともう少し話してみたい」を確かめる場です。そう考えると、背伸びした演出より、落ち着いて話せる組み立てのほうが大切だとわかります。
IBJのルール&マナーは、初デートについて何を示している?
IBJの「お見合いと交際のルール&マナー」では、交際成立後は時間をあけずに初デートをすること、仕事後や休日に少しオシャレなレストランで食事をすること、2時間程度に抑えることがすすめられています。あわせて、無理に手をつないだりボディタッチをしたりするのはNGとされています。
交際成立から初デートまでは、時間をあけない
IBJのルール&マナーでは、連絡先の交換は担当カウンセラーを通じて行い、連絡先交換の当日に男性から連絡(ファーストコール)するのがマナーとされています。この最初の連絡で、お礼や今後の連絡の取り方とあわせて、初回デートの約束をします。最初の連絡の中身や打診の仕方は、お見合い後の最初のLINEとファーストコールの記事で詳しく書いています。
間があくほど、お見合いで感じた印象は薄れていきます。お互いの記憶に残っているうちに会えば、初デートを「お見合いの続き」として自然に始められます。
また、交際を承諾した後に正当な理由なく一度も会わないまま交際を終えることは、IBJのルール&マナー違反とされています。交際を受けたら、まず一度は会う。そのためにも日程は早めに決めておきます。
「少しオシャレなレストランで食事」をどう受け止めるか
お見合いは、基本的にはホテルのラウンジでお茶をする、1時間前後の場でした。初デートは食事をはさむことで、話す時間にもゆとりが生まれます。
「少しオシャレな」とあるのを、私は「特別な高級店を探す」という意味ではなく、「カジュアルになりすぎず、落ち着いて向き合える店を選ぶ」という意味だと受け止めています。お相手が「きちんと考えてくれた」と感じられる心配りがあれば、店の格式にこだわる必要はありません。
2時間程度に抑え、無理な接触はしない
時間は2時間程度に抑えるのがよいとされています。食事をして、少し話して、名残惜しいところで切り上げる長さです。
無理に手をつないだり、ボディタッチをしたりするのはNGです。仮交際は「お友達の関係」から始まる段階です。距離は、会話と会う回数を重ねる中で縮めていくものです。
初デートの基本は、「時間をあけずに・食事で・2時間程度」。IBJが示すこの3つを押さえておけば、組み立ての土台はできあがります。
時間帯・店・待ち合わせは、どう組み立てる?
組み立ては、「時間帯→店→予約→待ち合わせ」の順に決めると迷いません。判断の基準はひとつで、「2時間、落ち着いて話せるかどうか」です。
時間帯は「平日の仕事後」か「休日」
平日の仕事後は、職場の近くで会えるので、忙しい方でも組みやすい時間帯です。六本木や港区で働いている方なら、仕事帰りにそのまま会える気軽さがあります。一方で、一日働いた後は、自分で思う以上に疲れが残っていることがあります。
トレーナーとして24年、多くの方の身体と向き合ってきた現場で、疲れが溜まっているときほど呼吸が浅くなり、表情や声が硬くなりやすい傾向を見てきました。平日の夜に会うなら、10分でも歩いてから向かうなど、仕事から気持ちを切り替える小さな間をつくるのがおすすめです。休日なら、お互いに疲れの少ない昼から夕方の時間帯も選べます。どちらにするかは、早く会えるほうを優先して構いません。
店は「話しやすさ」と「無理のない価格帯」で選ぶ
店選びで確かめたいのは、声を張らずに話せるか、隣の席との距離はどうか、料理の出るペースや全体の長さが2時間に収まるか、の3点です。コース料理を選ぶなら、品数が多すぎないものにしておくと、時間を読みやすくなります。
価格帯は、背伸びしすぎない範囲で。IBJのルール&マナーでも、デート費用は高額にならないようお互いに気をつけることとされています。お会計の分け方まで含めた考え方は、婚活のデート代の考え方にまとめました。六本木・港区で店を探すときは、六本木のお見合い・デートスポットも参考にしてください。
予約と待ち合わせで、当日の迷いをなくす
初デートは、予約をしておくほうが安心です。仕事帰りで時間が読みにくい日でも、席が確保されていれば、着いてから店を探して歩き回らずに済みます。
待ち合わせは、駅の改札前より、店の前や店内にしておくと、人混みの中で相手を探す時間が省けます。駅で待ち合わせるなら、出口がいくつもある駅では、出口の番号まで決めておきます。交際成立後は連絡先を交換しているので、遅れそうなときは分かった時点で、到着の見込みとあわせて直接連絡します。
初デート設計のチェックリスト
| 項目 | 目安 | 当日までに確かめたいこと |
|---|---|---|
| 日程 | 交際成立後、時間をあけずに | お見合いの印象が新しいうちに会えるか |
| 時間帯 | 仕事後、または休日 | 疲れが溜まりすぎていないか、移動に無理はないか |
| 長さ | 2時間程度 | 料理の品数や移動を含めて収まるか |
| 店 | 少しオシャレなレストランで食事 | 声を張らずに話せるか、価格帯に無理はないか |
| 予約 | 事前に予約する | 席の種類(向かい合わせ・カウンターなど)を確認したか |
| 待ち合わせ | 店の前、または出口まで決めた場所 | 遅れそうなときの連絡方法を決めてあるか |
| 話題 | お見合いの続き+価値観の入口 | お見合いで出た話題を1〜2つ思い出してあるか |
| 終わり方 | 「楽しかった」と次の候補日 | 次に会えそうな曜日の見当をつけてあるか |
日程・時間帯・長さ・店の目安は、IBJのルール&マナーにもとづくものです。それ以外の項目は、私(岡本)からのおすすめとして読んでください。
初デートでは、何を話せばいい?
初デートの会話は、お見合いで出た話題の続きから始め、後半に価値観の入口に少し触れるくらいがちょうどよい配分です。条件の確認や将来の具体的な話は、会う回数を重ねてからで間に合います。
最初は「お見合いの続き」から
お見合いで出た話題を一つ拾って、「この前お話しされていた◯◯、その後いかがでしたか」と聞くところから始めると、会話が自然に動き出します。お見合いの内容を覚えていることは、それだけで「あなたの話をちゃんと聞いていました」というメッセージになります。
前日までに、お見合いで出た話題を1〜2つ思い出しておくと安心です。メモを見返すのは家で済ませ、当日は覚えていることから話を広げるほうが、ずっと自然な会話になります。
中盤は「日常」の話で、相手の輪郭をつかむ
食事が進んだら、休日の過ごし方、仕事のリズム、最近楽しかったことなど、日常の話に広げます。お見合いの1時間では聞ききれなかった話を、食事のペースに合わせてゆっくり聞けるのが、初デートの良さです。答えやすい質問から一段ずつ深めていく聞き方は、相手が話しやすくなる質問の型で詳しく紹介しています。
時間に余裕がある初デートでは、自分のことも少し多めに話してみてください。聞くばかりでは、相手はあなたを知る材料を持ち帰れません。相手の話を受けて自分の場合も話し、「◯◯さんはどうですか」と返す。この往復が、面接ではなく会話のリズムをつくります。
後半に「価値観の入口」を少しだけ
場が温まってきたら、価値観の入口に触れてみます。例えば、「休みの日は、家でゆっくりしたい派ですか、出かけたい派ですか」「仕事と私生活のバランスで大切にしていることはありますか」といった問いです。答えに正解はなく、相手が何を大切にしているかの手がかりを受け取るための質問です。
住まいや働き方、家計管理といった具体的な話は、IBJの公式コラムでも、真剣交際で確認・話し合う事項として挙げられています。初デートでそこまで踏み込む必要はありません。今日は「この人ともう少し話してみたい」を確かめる日だと考えてください。
避けたい話題と、緊張したときの整え方
過去の恋愛や、ほかのお見合い・交際の話は避けます。IBJのルール&マナーでは、お見合いで過去の恋愛や所属相談所の話に触れないのがマナーとされていますが、初デートでも同じ配慮をおすすめします。仮交際は複数の人と同時に進めることもできる期間なので、ほかの交際を話題にしないことは、相手への礼儀でもあります。
緊張すると、呼吸が浅くなって肩が上がり、姿勢が縮こまりがちです。店に入る前に一度ゆっくり息を吐き、座ったら足裏を床につけて背すじを伸ばす。トレーナーの現場では、姿勢が落ち着くと呼吸が深くなり、声も出しやすくなる様子を何度も見てきました。
初デートの会話で目指すのは、相手を「評価すること」ではなく「知ること」です。お見合いの続き→日常→価値観の入口の順に少しずつ深めれば、面接の空気にはなりません。
初デートの前に、組み立てを一緒に。
店や時間の決め方、話題の準備に迷ったら、一人で抱えなくて大丈夫です。
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終わり方と次の約束は、どう決める?
初デートは、盛り上がっているうちに2時間程度で切り上げ、別れ際に「楽しかった」を言葉にして、次の候補日をその場で出すのがおすすめです。次の約束が決まっていれば、その後の連絡も軽く楽しいものになります。
名残惜しいところで切り上げる
「まだ話していたい」と感じるところで終えると、その気持ちがそのまま次に会う理由になります。2時間が近づいたら、「今日はあっという間でした。そろそろ出ましょうか」と、どちらから切り出しても構いません。
二軒目に誘うより、次の約束を取り付けるほうが、仮交際の初デートには合っています。時間が気になって会話に集中できない方は、予約の時刻から逆算して、終わりの時刻を心の中で決めておくと落ち着いて過ごせます。
「楽しかった」は言葉にして伝える
IBJのルール&マナーでは、お見合いの最後に「今日は楽しかったです」「またお会いしたいです」と伝えると印象が変わる、とされています。初デートの別れ際にも、同じ言葉をおすすめします。
気持ちは態度で伝わっていると思いがちですが、言葉にしてもらえると、相手は安心して次の返事ができます。照れくさければ、「◯◯のお話がおもしろかったです」と、具体的な場面を一つ添えるだけでも伝わります。
次の候補日は、その場で出す
IBJの公式コラムでは、仮交際の期間は1ヶ月〜1ヶ月半が目安で、週に1回は会うことが推奨されています。別れ際に「来週の土曜か日曜はいかがですか」と候補を出しておけば、この目安にも無理なく沿えます。
その場で決まらなくても、「予定を確認して、今夜連絡しますね」と一言あれば、次の約束は宙に浮きません。候補を出された側も、すぐに答えられないときは「明日までにお返事します」と期限を添えると、相手を待たせずに済みます。
解散の場所まで、気づかいを
解散は、駅の改札など分かりやすい場所で。遅い時間になったら、お相手が帰りやすい駅まで一緒に歩くと、気づかいが伝わります。
ここでも、無理に手をつないだりボディタッチをしたりはしません。「お友達の関係」から始まる仮交際では、最後まで安心して過ごせたことが、いちばんの好印象になります。
初デートの後は、何をすればいい?
デートの後は、当日中に短いお礼の連絡を送り、その日のうちに振り返りをしておきます。IBJでは、仮交際が始まったらIBJのシステムからデートの振り返りをレポートすることになっています。感じたことが新しいうちに言葉にしておくと、次の一手を考えやすくなります。
お礼の連絡は当日中に、短く
帰宅したら、「今日はありがとうございました。◯◯のお話、楽しかったです。来週もよろしくお願いします」くらいの短い一通を送ります。デートで出た話題を一つ入れると、形式だけのお礼ではなくなります。
お礼の連絡は、どちらから送っても構いません。次の約束が決まっているなら、その日を楽しみにしている一言を添えるだけで、気持ちは伝わります。仮交際中の連絡の頻度や内容は、仮交際中のLINEの頻度と内容にまとめています。
振り返りは「次に聞きたいこと」まで書く
振り返りは、次の3つに分けて書くと、2回目のデートにそのまま生かせます。
- 良かったこと:一緒にいて楽だった瞬間、印象に残った話
- 気になったこと:起きた事実と、そのとき自分がどう感じたか
- 次に聞きたいこと:もう少し知りたいと思った話題
とくに「次に聞きたいこと」は、2回目のデートの話題の種になります。「気になったこと」は、「話の途中で何度か話題が変わった(事実)」「少し話しにくく感じた(気持ち)」のように分けて書いておくと、一度の印象で相手を決めつけずに、次に会ったときに確かめる材料にできます。
迷ったら、一人で決めずに相談する
初デートの後、「いい人だけど、次も会いたいかと聞かれると迷う」という気持ちになることがあります。仮交際は、一度で結論を出す場ではありません。IBJの公式コラムでも、真剣交際に進むかどうかを見極めるのは4〜5回目のデートが目安とされています。
LINE・メールでのご相談は両プランでお受けしていて、定期面談はスタンダードプランで毎月1回、ライトプランで2ヶ月に1回です。店や時間の決め方、振り返りで気になったことなど、面談を待たずにLINEで相談していただけます。
初デートの後にすることは3つです。①当日中に短いお礼を送る ②IBJのシステムで振り返りをレポートする ③迷いは一人で抱えず、担当カウンセラーに相談する。
よくあるご質問
初デートを、次につなげるために。
初デートの組み立ても、その後の振り返りも、相談しながら進められます。
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