
- IBJのルールでは、交際期間は「お見合い日から3ヶ月」。期間内に成婚退会の意思表示をし、延長を希望するときは担当カウンセラーに相談します。
- 仮交際1ヶ月〜1ヶ月半、真剣交際1ヶ月半〜2ヶ月は「目安」。IBJの公式コラムが示す一般論なので、ルールとは分けて考えます。
- 期限は、急かすためではなく区切りとして使えます。私(岡本)は、判断の先送りを防ぎ、お互いの時間を大切にするための枠だと受け止めています。
- 3ヶ月は「知る→確かめる→決める」で逆算します。数え始めはお見合いの日なので、初デートまでの日数も期間に含まれます。
- 迷いや延長の相談は、期限の直前より早めに。交際期間中は、旅行・婚前交渉・金銭の授受や貸借が禁止されています。
結婚相談所の交際期間は、どう決まっている?
IBJ(日本結婚相談所連盟)のルールでは、お見合い後の交際期間は「お見合い日から3ヶ月間」です。期間内に成婚退会の意思表示をすること、延長を希望するときは担当カウンセラーに相談することも決められています。見落としやすいのは、数え始めが交際成立の日でも初デートの日でもなく、お見合いの日だという点です。
IBJのルールで決まっていること
IBJの「お見合いと交際のルール&マナー」には、交際期間について次のことが定められています。どれも交際の進め方の土台になります。
- 交際期間は、お見合い日から3ヶ月間
- 期間内に成婚(成婚退会)の意思表示をする
- 延長を希望するときは、必ずカウンセラーに相談する
何をもって成婚とするかは、IBJ会員規約における成婚の定義によります。規約はご入会時にお渡しし、無料カウンセリングでもご説明しています。
数え始めは「お見合いの日」
3ヶ月は、お見合いをした日から数えます。お見合いのあと、交際が成立し、連絡先を交換し、初デートの日程を決める。この最初の段階にかかる日数も、交際期間に含まれています。
たとえば、お見合いから初デートまでに2週間かかると、残りはおよそ2ヶ月半です。IBJのマナーでも、交際成立後は時間をあけずに初デートをすることがすすめられています。最初の一歩を先延ばしにしないことが、3ヶ月を落ち着いて使うための準備になります。
「ルール」と「目安」を分けて読む
交際期間について調べていると、「仮交際は1ヶ月半」「真剣交際は2ヶ月」といった数字を見かけることがあります。その数字が「決まり」なのか「目安」なのかで、受け止め方は変わります。この記事では、IBJのルールとして定められていることと、IBJの公式コラムが一般論として示している目安を、次のように分けて扱います。
| 項目 | 内容 | 位置づけ |
|---|---|---|
| 交際期間 | お見合い日から3ヶ月間 | IBJのルール |
| 延長 | 希望するときはカウンセラーに相談する | IBJのルール |
| 交際期間中の禁止事項 | 旅行、婚前交渉、金銭の授受・貸借 | IBJのルール |
| 仮交際の期間 | 1ヶ月〜1ヶ月半 | IBJ公式コラムの目安 |
| 会う頻度 | 週に1回は会う | IBJ公式コラムの推奨 |
| 真剣交際の期間 | 1ヶ月半〜2ヶ月 | IBJ公式コラムの目安 |
| お見合いからプロポーズまで | 約3ヶ月程度 | IBJ公式コラムの目安 |
ルールは守るもの、目安は自分たちのペースを確かめるための物差しです。目安より早くても遅くても、それだけで良し悪しが決まるわけではありません。
仮交際と真剣交際は、それぞれどのくらいが目安?
IBJの公式コラムでは、仮交際は1ヶ月〜1ヶ月半、真剣交際は1ヶ月半〜2ヶ月、お見合い日からプロポーズまでは約3ヶ月程度が目安とされています。会う頻度は、週に1回が推奨です。どれもルールではなく、進み具合を確かめるための物差しです。
仮交際(プレ交際)の目安
仮交際は、お見合いで良い印象を持った二人が、真剣交際に向けてデートを重ねる「お試し交際」の期間です。IBJの公式コラム「仮交際(プレ交際)」(2025年3月5日付)では、恋人同士ではなく「お友達の関係」と説明されています。この段階では、ほかの方とのお見合いや、複数の方との交際も可能です。
同じコラムでは、週に1回は会うことを推奨したうえで、4〜5回目のデートを、結婚について具体的な話をしながら真剣交際に進むかどうかを見極めるタイミングとしています。並行して交際するときの考え方は仮交際を複数の人と進めるときの記事にまとめています。
真剣交際の目安
真剣交際は、一人のお相手との交際に集中する段階です。IBJの公式コラム「真剣交際」(2024年11月21日付)によると、真剣交際に進むと、他の交際相手とのやりとりはすべて終了し、新しいお相手の紹介も止まり、すでに決まっているお見合いもキャンセルします。
真剣交際の期間は1ヶ月半〜2ヶ月が目安で、この間に住まいや働き方、家計など、結婚生活に向けた話し合いを重ねていきます。仮交際と真剣交際の違いや、進むときの気持ちの確かめ方は仮交際から真剣交際への進め方で詳しく書いています。
目安とずれても、あわてなくていい
目安は、あくまで一般論です。仕事の繁忙期と重なったり、お互いに慎重な性格だったりすれば、進み方はゆっくりになります。反対に、早い段階で気持ちが固まる二人もいます。
ただし、お見合い日から3ヶ月という交際期間はルールです。目安より遅れていると感じたら、期限の直前ではなく、気づいた時点で担当カウンセラーに伝えてください。共有しておけば、残りの期間の使い方を一緒に考えられます。
なぜ交際期間に期限があるの?
期限の意味について、ここでは私(岡本)がカウンセラーとして考えていることをお伝えします。期限があることで、判断の先送りを防ぎ、お互いの時間を大切にできる。3ヶ月は、急かすための数字ではなく、迷いに区切りをつけるための枠だと受け止めています。
判断の先送りを防ぐ
期限がなければ、「もう少し様子を見てから」はいつまでも続けられます。迷いを抱えたまま時間が経つと、決めるための材料が増えるより先に、比較や不安のほうが膨らんでいきがちです。
3ヶ月という区切りがあると、「いつまでに、何を確かめればいいか」が見えます。決める日が先に置かれているからこそ、一回一回のデートで何を話し、何を感じたかを大切にできます。
お互いの時間を大切にする
交際は二人でするものです。自分が迷っている間、お相手もまた、この交際に休日や仕事帰りの時間を使っています。期限があれば、進むにしても終えるにしても、お互いに次の一歩を踏み出す時期が見えます。
仕事をしながら婚活をしていると、使える時間には限りがあります。期限は、その時間を相手にも自分にも誠実に使うための約束だと、私は考えています。
期限があるから、途中で確かめられる
私はパーソナルトレーナーとして24年、多くの方の身体と向き合ってきました。トレーニングの計画も、最終日にだけ結果を見るのではなく、途中にいくつか確認点を置き、そのつど「このまま進めていいか」を確かめながら進めます。交際期間も同じで、3ヶ月という期限があるからこそ、1ヶ月ごとに立ち止まる場所を決められます。
もう一つ、現場で見てきた一般的な傾向として、疲れや焦りが溜まると、人は判断が雑になりやすくなります。期限の直前にまとめて決めようとするより、途中の区切りで少しずつ確かめておくほうが、落ち着いて答えを出せます。
3ヶ月の期限は、「急いで決める」ためではなく「迷いに区切りをつける」ために使うもの。途中で確かめる場所を決めておけば、期限は焦りの種ではなく、進み具合を知るための道しるべになります。
3ヶ月をどう使う?お見合い日から逆算する進め方
3ヶ月は、1ヶ月目に「知る」、2ヶ月目に「確かめる」、3ヶ月目に「決める」と逆算して考えると、焦らずに進められます。下の表は、IBJの公式コラムの目安とルール&マナーをもとに、時期ごとにしておきたいことを整理したものです。時期はあくまで目安で、お二人のペースに合わせて前後してかまいません。
| 時期(お見合い日から) | 段階の目安 | すること | 確かめたいこと |
|---|---|---|---|
| お見合いの直後 | 交際成立・初デート | カウンセラーを通じて連絡先を交換し、最初の連絡(ファーストコール)。時間をあけずに初デート | もう一度会いたいと思えるか |
| 1ヶ月目 | 仮交際 | 週に1回を目安に会う。デートの振り返りをIBJのシステムでレポートする | 一緒にいて無理がないか |
| 1ヶ月〜1ヶ月半 | 真剣交際に進むかの見極め | 4〜5回目のデートで、結婚について具体的に話す | この人との結婚を考えたいか |
| 2ヶ月目 | 真剣交際 | 住まい・働き方・家事や育児・家計などを話し合う | 考え方の違いを話し合えるか |
| 3ヶ月目 | プロポーズ・成婚退会の意思表示 | お相手に気持ちを伝え、期間内に成婚退会の意思表示をする | この人と結婚したいか |
1ヶ月目:会う回数を先に確保する
週に1回会うとすると、1ヶ月でおよそ4回です。仕事の予定が詰まってからでは合わせにくくなるので、交際が始まったら、先の数週間分の候補日をまとめて押さえておくと安心です。
六本木や港区で働く方なら、平日は仕事帰りに2時間ほど食事をし、休日は少し長めに会う、という組み合わせも考えられます。IBJのマナーでも、初デートは仕事後や休日に食事をし、2時間程度に抑えることがすすめられています。会えない週は、電話やメッセージで次に会う日を決めておくだけでも、間が空きすぎずに済みます。
1ヶ月半ごろ:4〜5回目のデートで見極める
IBJの公式コラムでは、4〜5回目のデートが、真剣交際に進むかどうかを見極めるタイミングとされています。この頃には、趣味や仕事の話だけでなく、結婚についての考えも少しずつ話題にしていきます。
4〜5回目で答えが出なくても、迷っている理由を言葉にできれば、次に何を確かめればいいかが見えてきます。「いい人だけれど決め手がない」と迷う場合は、「いい人だけどピンとこない」の正体で、続けるか見直すかの判断の仕方を整理しています。
2ヶ月目:話し合いを「最後」に残さない
真剣交際で話し合っておきたいテーマは、住まい、働き方、家事や育児の協力、家計の管理、親の意向など、多岐にわたります。3ヶ月目に入ってからまとめて話そうとすると時間が足りず、答えが違ったときにすり合わせる余裕もなくなります。
2ヶ月目の早いうちから、一回のデートで一つずつ話すくらいの気持ちで進めると無理がありません。テーマごとの聞き方は真剣交際で話し合っておきたいことにまとめています。
3ヶ月目:気持ちを言葉にして伝える
目安どおりに進めば、3ヶ月目はプロポーズと、成婚退会の意思表示の時期にあたります。期間内に意思表示をすることがルールなので、気持ちが固まっているなら先延ばしにせず、お相手に言葉にして伝え、担当カウンセラーにも早めに知らせてください。
定期面談はスタンダードプランで毎月1回、ライトプランで2ヶ月に1回です。スタンダードプランなら、面談がそのまま1ヶ月ごとの区切りになります。面談の間の迷いは、どちらのプランでもLINEやメールでご相談いただけます。
3ヶ月の使い方を、一緒に設計します
交際期間は、始まってから考えるより、始まる前に見通しを持っておくほうが落ち着いて進められます。
30分の無料カウンセリングで、交際の進め方も含めてご相談いただけます。
対面(六本木)またはZoom対応・無理な勧誘は一切ありません
期限が迫って焦るとき、延長を考えるときは?
焦りを感じたら、まず「何が決まっていないのか」を分けて考えることです。そのうえで延長を希望するなら、ご本人同士で決めずに、担当カウンセラーに相談するのがIBJのルールです。迷いに気づいた時点で早めに相談するほど、残りの期間を落ち着いて使えます。
焦りの正体を分けてみる
「決められない」と一口に言っても、その中身はさまざまです。例えば、次のような場面が考えられます。
- 会う回数が足りない:仕事の都合で会えた回数が少なく、判断の材料がそろっていない
- 話し合いが残っている:住まいや働き方など、大事なテーマをまだ話せていない
- 気持ちが追いつかない:お相手に不満はないのに、結婚を決める気持ちになりきれない
- 外の事情がある:仕事の繁忙期や家族の事情で、今は大きな決断をしにくい
どれに当てはまるかで、次にすることは変わります。回数や話し合いが足りないなら、残りの期間で何回会い、何を話すかを具体的に決める。気持ちが追いつかないなら、その理由を言葉にしてみる。「決められない」をひとまとめにして抱え続けるより、分けて考えるほうが答えに近づけます。
延長を考えるときの進め方
延長の希望は、お相手と二人だけで「もう少し延ばそう」と決めるものではありません。IBJのルールどおり、まず担当カウンセラーに相談し、カウンセラーを通して進めます。
相談するときは、「延長したい」だけでなく、「あと何回会って、何を話せば答えが出せそうか」まで言葉にしておくと、話が具体的になります。延長は答えを先送りするための時間ではなく、足りないものを満たすための時間だと考えると、その後の過ごし方もはっきりします。延長の進め方や成婚退会の考え方は、ご入会前の無料カウンセリングでもお聞きいただけます。
続けないと決めることも、前に進む選択
気持ちを整理した結果、「期間を延ばしても答えは変わらない」と感じることもあります。そのときは、交際を終えることも誠実な選択です。IBJのルールでは、お断りの返事は担当カウンセラーを通じて行い、当社でもお断りのやり取りには私たちが間に入ります。
伝え方に迷うときは、お見合い・交際の断り方を参考にしてください。相談所を通す理由と、お相手を否定しない伝え方をまとめています。
迷いは、期限の直前に打ち明けるより、「少し迷い始めた」段階で話してもらえるほうが、一緒に考えられることが多くなります。定期面談を待たずに、LINEで一言送っていただくだけで構いません。
交際期間中にしてはいけないことは?
IBJのルールでは、交際期間中の旅行、婚前交渉、金銭の授受・貸借が禁止されています。この決まりは、真剣交際に進んでからも変わりません。3ヶ月は、結婚の判断を落ち着いて行うための期間だと考えて、節度のある関係を保ちます。
交際期間中の禁止事項
- 旅行・外泊:交際期間中はしません
- 婚前交渉:交際期間中はしません
- 金銭の授受・貸借:お金を渡す、借りる、貸すといったやり取りはしません
私はこれらのルールを、二人が対等な立場のまま、落ち着いて結婚の判断をするためのものだと受け止めています。お金のやり取りや、気持ちより先に関係だけが深まることがあると、言いたいことを言いにくくなったり、離れる決断がしにくくなったりしかねないからです。
真剣交際に進んでも変わらないこと
真剣交際は一人に絞った交際ですが、禁止事項がなくなるわけではありません。IBJの公式コラム「真剣交際」でも、宿泊を伴う旅行や外泊などは禁止で、ルールを破ると強制退会になることもあると説明されています。また、真剣交際を終えるときも、結婚相談所を通して行います。
承諾したら、まず一度は会う
IBJのルール&マナーでは、交際を承諾したあとに正当な理由なく一度も会わないまま交際を中止することは、ルール&マナー違反とされ、所定のキャンセル料がかかります。交際期間は、会って確かめるための時間です。承諾したら、まずは一度会って、お互いを知ることから始めます。
よくあるご質問
3ヶ月を、一人で抱えない。
交際期間の進め方も、途中の迷いも、担当カウンセラーと一緒に考えます。
30分の無料カウンセリングは、その場で入会を決める必要はありません。
対面(六本木)またはZoom対応・無理な勧誘は一切ありません
