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真剣交際で話し合うこと
お金・住まい・仕事・家族のチェックリスト

この記事の結論
  • 真剣交際は、一人のお相手に集中して、結婚後の暮らしを具体的に話し合う段階です。IBJ(日本結婚相談所連盟)の公式コラムでは、真剣交際の期間は1ヶ月半〜2ヶ月が目安とされています。
  • 話し合うテーマは9つ。住まい・働き方・家事育児・理想の結婚生活・家族計画・結婚式・親の意向・宗教・家計管理と金銭感覚です。すべてを一度に決める必要はありません。
  • 順番は「理想の暮らし」から「具体」へ。自分の考えを先に話してから相手に聞くと、面接のような空気になりにくくなります。
  • 答えが違うテーマが見つかるのは、話し合えている証拠です。言いにくいテーマは、カウンセラーと先に整理してから臨めます。
  • ルールは真剣交際でも変わりません。宿泊を伴う旅行や外泊などは禁止で、話し合いはふだんのデートの中で進めます。

真剣交際とは?——仮交際から何が変わる?

真剣交際は、一人のお相手との交際に集中し、結婚後の暮らしを具体的に話し合っていく段階です。IBJの公式コラム「真剣交際」では、他の交際相手とのやりとりはすべて終了し、新しいお相手の紹介も停止、すでに決まっているお見合いもキャンセルすると説明されています。ここから話す内容は、「この人を知る」から「この人と暮らす形を考える」へと変わります。

比べながら知る期間から、二人で決めていく期間へ

IBJの公式コラム「仮交際(プレ交際)」では、仮交際は恋人同士ではなく「お友達の関係」とされ、複数の人と同時に交際することもできる期間です。真剣交際に進むと、その前提が変わります。他の交際を終え、一人のお相手と向き合います。

仮交際から真剣交際へ進むまでの見極め方は、仮交際から真剣交際への進め方で書いています。この記事では、真剣交際に入ってから「何を、どう話し合うか」に絞ってお伝えします。

期間の目安は、思っているより短い

先ほどの「真剣交際」のコラムでは、仮交際から真剣交際へは1ヶ月〜1ヶ月半、真剣交際の期間は1ヶ月半〜2ヶ月、お見合い日からプロポーズまでは約3ヶ月程度が目安として挙げられています。あくまで目安で、二人のペースによって前後します。

あわせて、IBJのルールでは交際期間はお見合い日から3ヵ月で、期間内に成婚退会の意思表示をします。延長を希望するときは、カウンセラーへの相談が必要です。1ヶ月半〜2ヶ月の間では、毎週会ったとしても、落ち着いて話し合える回数には限りがあります。期限の意味と進め方は、結婚相談所の交際期間が3ヶ月である理由にまとめています。

真剣交際でも変わらないルール

同じコラムでは、真剣交際中も宿泊を伴う旅行や外泊などは禁止で、ルールを破ると強制退会になることもあると書かれています。IBJの「お見合いと交際のルール&マナー」でも、交際期間中の旅行、婚前交渉、金銭の授受・貸借は禁止とされています。

結婚を具体的に考える段階に入っても、このルールは変わりません。話し合いは、ふだんのデートの中で、落ち着いて話せる時間を作って進めていきます。

Key Point

真剣交際は「比べながら知る」から「二人で決めていく」へ切り替わる段階です。期間の目安は1ヶ月半〜2ヶ月。話し合いを後半に詰め込まず、早い段階から少しずつ始めます。

真剣交際では何を話し合う?——9つのテーマのチェックリスト

IBJの公式コラム「真剣交際」で、真剣交際中に確認しておきたいこととして挙げられている事柄を、この記事では9つのテーマに整理しました。住まい、働き方(共働きなど)、家事・育児の協力体制、理想の結婚生活、家族計画、結婚式・ハネムーン、親の意向、宗教、家計管理・金銭感覚です。下の表は、それぞれで確かめておきたいことと、聞き方の例をまとめたチェックリストです。全部に答えを出すことより、お互いの考えを知っておくことを目的にしてください。

9つのテーマと聞き方の例

テーマ確かめておきたいこと聞き方の例
理想の結婚生活平日と休日の過ごし方、二人で大事にしたい時間「結婚したら、どんな休日を過ごせたら嬉しいですか。私は、休日の夕食は一緒にゆっくりとりたいほうです」
住まい住みたい地域、お互いの通勤、賃貸か購入かの考え「通勤を考えると、住むならどのあたりがいいと思いますか」
働き方(共働きなど)結婚後の働き方、転勤や異動の可能性、忙しい時期「私は今の仕事を続けたいと考えています。◯◯さんは、結婚後の働き方をどう考えていますか」
家事・育児の協力体制家事の得意・苦手、忙しい時期の助け合い方「私は料理は好きなのですが、片づけが苦手で。◯◯さんは、家事の得意・苦手はありますか」
家族計画子どもについての考え方「子どものことを、どんなふうに考えていますか。すぐに答えなくても大丈夫です」
結婚式・ハネムーン挙げたいかどうか、形や規模の希望「結婚式は、挙げたいほうですか。どんな形がいいなと思いますか」
親の意向親の考え、これからの関わり方の希望「ご両親は、結婚についてどんなふうに考えていらっしゃいますか」
宗教信仰の有無、行事や習慣との関わり方「ご家族で大切にしている行事や習慣はありますか」
家計管理・金銭感覚家計の分け方、貯蓄の考え方、お金をかけたいこと「結婚したら、お金の管理はどう分けるのがいいと思いますか」

チェックリストは、面接の質問表ではない

この表を上から順に質問していくと、デートが面接のような空気になってしまいます。チェックリストは、話し忘れを防ぐための自分用のメモとして使ってください。1回のデートで扱うのは1〜2テーマで十分です。

表の聞き方の例も、自分の考えを一言添えてから聞くと、相手はさらに答えやすくなります。相手だけが答える一方通行ではなく、二人で考えを出し合う時間にすることが、この段階の話し合いの目的です。切り出し方は、後半で詳しくお伝えします。

「今そろえること」と「方向だけ知っておくこと」を分ける

9つのテーマには、真剣交際のうちに方向をそろえておきたいものと、結婚が決まってから二人で細かく決めていけばよいものがあります。例えば、住む地域や働き方の大きな方向は早めに知っておきたい一方、結婚式の細かな形は、プロポーズのあとで決めても遅くありません。

目安は、「ここが違うと結婚生活の形が大きく変わる」と自分が感じるテーマから方向を確かめることです。どのテーマを重く見るかは人によって違うので、話し合いの前に、自分にとっての優先順位を書き出しておくと、限られた期間を有効に使えます。

お金・住まい・仕事・家事は、どこまで話し合えばいい?

暮らしの土台になるお金・住まい・仕事・家事は、「方向がそろっている」と二人が思えるところまで話し合えていれば十分です。細かな数字や段取りは、結婚が決まってから詰めていけます。気持ちの話から入り、具体的なことは、お互いに話せる範囲から少しずつ出していきます。

家計管理・金銭感覚——額より「使い方」から

お金の話で最初に確かめたいのは、収入の額より、お金の使い方と管理の考え方です。何にお金をかけたいか、どのくらい貯めておきたいか、家計を一つにまとめたいか、それぞれで持ちたいか。ここが見えてくると、結婚後の暮らしの姿が具体的に浮かんできます。

切り出しにくいときは、「最近、お金をかけてよかったと思ったこと」のような話題から入ると、考え方が自然に見えてきます。なお、IBJのルールでは交際期間中の金銭の授受・貸借は禁止です。話し合いは、あくまで考え方を共有するところまでにとどめます。

住まい——地域・通勤・住まいの形

住まいは、働き方や家族との距離とつながるテーマです。お互いの職場への通勤、実家との距離、賃貸か購入かの考え方など、いくつかの条件が重なって決まります。港区や六本木周辺で働く方なら、二人の通勤時間をどう分け合うかから考えると、話がまとまりやすくなります。

住む場所を、この段階で決め切る必要はありません。「どの方面で考えているか」「どうしても譲れない条件は何か」を伝え合っておけば、結婚が決まったあとに、二人で具体的に探す段階へ進めます。

働き方——共働き・転勤・忙しい時期

結婚後も今の仕事を続けたいか、働き方を変える予定があるか、転勤や異動の可能性はあるか。働き方は、住まいにも家事の分け方にも関わる、話し合いの起点になるテーマです。

ここで気をつけたいのは、相手の働き方を評価しないことです。「もっと早く帰れないの」ではなく、「繁忙期は、だいたいいつ頃になりますか。その間の家のことは、どう分け合えると助かりますか」と、事実と段取りの話にすると、お互いに現実的な案を出しやすくなります。

家事・育児の協力体制——分担表より「得意と苦手」から

家事や育児の話は、「どちらが何をするか」をいきなり決めようとすると、役割の押し付け合いのように感じられがちです。まずは得意なこと、苦手なこと、一人暮らしや実家でどうしてきたかを話すところから始めると、自然に分け方の話へ進めます。

忙しい時期が重なったときにどうするか、家事の手間を外のサービスで減らすことをどう思うかも、方向を知っておくと安心です。性別で役割を決めるのではなく、二人にとって無理のない形を探していきます。

家族・子ども・信仰のことは、どう話せばいい?

親の意向、家族計画、宗教は、本人の考えだけでなく、家族や生き方そのものに関わるテーマです。話すときは、自分の考えを先に伝えることと、相手に答えを急がせないことの二つを守ります。どのテーマにも正解はなく、話し合いの目的はお互いを知ることです。

親の意向——「ご両親の考え」と「ご本人の考え」を分けて聞く

親との関係は、家族ごとに違います。親が結婚をどう考えているか、これからどのくらいの距離で関わりたいと思っているか。聞くときは、「ご両親はどう考えていらっしゃいますか」と「◯◯さん自身はどうしたいですか」を分けて聞くと、相手も頭の中を整理しながら答えられます。

自分の親の考えを伝えるときも同じで、親の希望と自分の希望は分けて話します。親との向き合い方で悩んでいる方は、親が婚活に口を出すときの向き合い方も参考にしてください。

家族計画——自分の考えから伝え、答えを急がせない

子どもについての考え方は、一人ひとりの人生観に深く関わるテーマです。望むかどうか、望む場合にどう考えているか。どの考え方にも良し悪しはなく、どちらかの考えに合わせるよう説得する場ではありません。

切り出すときは、自分の考えを先に伝え、「◯◯さんはどう考えていますか。すぐに答えなくても大丈夫です」と、相手が考える時間を持てるようにします。言葉にしにくい事情がある場合もあるので、相手が言葉を選んでいるときは、急がせずに待ってください。

宗教——信仰の有無より、暮らしの中での関わり方

宗教や信仰については、信仰の有無だけでなく、暮らしの中でどう関わっているかを知っておくと安心です。家族で大切にしている行事や習慣、結婚後に二人で関わりたいこと、それぞれに任せたいことなども、この話題に含まれます。

相手の信仰や家族の習慣が自分と違っていても、否定や説得から入らないでください。「私の家では、こういうことを大切にしてきました。◯◯さんのご家庭ではどうですか」と自分の話から入り、お互いの暮らし方として尊重できる形を探していきます。

Key Principle

家族・子ども・信仰の話は、自分から先に話し、相手に答えを急がせないことが基本です。聞き出すための話し合いではなく、お互いが大切にしているものを知り合う時間にします。

どの順番で、どう切り出せばいい?

おすすめの順番は、理想の結婚生活から入り、働き方・住まい、家事・お金、親・家族計画・宗教へと進み、結婚式は方向を伝え合うところまで、という流れです。話しやすく前向きなテーマから入り、暮らしの具体を経て、家族や生き方に関わるテーマへ進むと、無理なく深まっていきます。切り出すときは、自分の考えを先に話すのが基本です。

話しやすいテーマから、暮らしの具体へ

  1. 理想の結婚生活:どんな毎日を送りたいか、という前向きな話から始める
  2. 働き方・住まい:暮らしの枠組みになる、現実の条件を確かめる
  3. 家事・育児の協力体制、家計管理・金銭感覚:枠組みの中での、日々の回し方を話す
  4. 親の意向・家族計画・宗教:関係が深まってから、時間をとって話す。自分にとって大切なテーマなら、早めに方向だけでも伝えておく
  5. 結婚式・ハネムーン:方向を伝え合い、細かなことは結婚が決まってから

この順番は決まりではありません。相手から先に話題が出たら、そのテーマから話して構いません。気をつけたいのは、重いテーマをいきなり最初に置かないことと、期間の後半に詰め込まないことの二つです。

切り出し方は「自分の話」から

「将来のことを、少し話してもいいですか」と一言断ってから自分の考えを話し、「◯◯さんはどうですか」と返す。この形が、面接のような一方通行を避ける基本です。自分が先に話すことで、相手も同じくらいの深さで話してよいのだと分かります。

例えば住まいなら、「職場まで30分くらいだと助かるなと思っているのですが、◯◯さんは通勤、どのくらいまでなら大丈夫ですか」。質問の前に自分の考えが一つあるだけで、相手は答えの幅を想像しやすくなります。

疲れている日に、大事な話を始めない

パーソナルトレーナーとして24年、多くの方の身体と向き合ってきた現場では、疲れが溜まっているときほど判断が雑になりやすいという傾向を見てきました。仕事で消耗した平日の夜遅くに、住まいやお金の大事な話を始めると、普段なら選ばない言い方をしてしまうことがあります。

大事なテーマは、休日の昼間や、時間に余裕のある日に話すようにします。話し合いのあとは、次に会う約束をしてから別れると、重い話をした日でも、お互いに安心して帰れます。

話し合いの準備を、一緒に。

何を、どの順番で、どう切り出すか。真剣交際の話し合いは、準備があると落ち着いて臨めます。
30分の無料カウンセリングで、交際の進め方や相談の受け方について、気になることをお聞きください。

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答えが違ったとき、言いにくいときはどうする?

答えが違うテーマが見つかるのは、お互いが本音で話せているからこそです。違いが出たら、どちらが正しいかを決めるのではなく、お互いの理由を聞いて、無理のない形を探します。一人では切り出しにくいテーマは、先にカウンセラーと整理してから臨んでください。

違いが見つかったら、すり合わせへ

9つのテーマを一通り話せば、考えが違うところが出てくるのは自然なことです。違いが見えたら、その場で結論を出すより先に、自分がそう考える理由を話し、相手にも「どんなところを大事にしたいですか」と聞いてみます。理由が分かると、「それなら、こういう形もありますね」と、二人の間に別の案が見えてくることがあります。

違いの伝え方や、話し合いが苦しくなったときの向き合い方は、交際中の価値観のズレとの向き合い方で、話す手順と一緒にまとめています。

言いにくいテーマは、カウンセラーと先に整理する

家族計画や親のこと、お金のことは、話しておきたいと分かっていても切り出しにくいテーマです。何をどこまで聞くか、どんな言葉で切り出すかを先にカウンセラーと整理しておくと、当日は落ち着いて話せます。

グレースマリアージュ東京では、定期面談のほか、LINE・メールでも相談を受けています。話し合いの結果、交際を終えると決めた場合も、IBJの公式コラムにあるとおり結婚相談所を通して伝え、お断りのやり取りには当社が間に入ります。

話し合いが済んだら、プロポーズへ

9つのテーマについてお互いの考えを知り、違いのあるところも「この形なら一緒にやっていける」と思えたら、次はプロポーズです。話し合いを重ねてきた二人にとって、プロポーズは突然の問いかけではなく、これまでの話し合いを確かめ合う一言になります。

タイミングや場所、言葉の準備については、結婚相談所でのプロポーズの準備にまとめています。

よくあるご質問

IBJの公式コラムでは、真剣交際の期間は1ヶ月半〜2ヶ月、お見合い日からプロポーズまでは約3ヶ月程度が目安とされています。IBJのルールでは交際期間はお見合い日から3ヵ月で、延長を希望するときはカウンセラーに相談します。目安にとらわれすぎず、先送りもしすぎないように進めます。
すべてに細かな結論を出してから進む必要はありません。「ここが違うと暮らしの形が大きく変わる」と感じるテーマから方向を確かめ、それ以外は考えを伝え合うところまでで十分です。見ておきたいのは、結婚後の暮らしの方向を二人で共有できているかどうかです。
額から入るより、お金の使い方や管理の考え方から話すほうが進めやすくなります。自分の考えや状況を先に伝えてから、相手が話せる範囲で教えてもらう形にすると、問い詰めるような空気を避けられます。なお、IBJのルールでは交際期間中の金銭の授受・貸借は禁止です。
いいえ、行けません。IBJの公式コラムでは、真剣交際中も宿泊を伴う旅行や外泊などは禁止で、ルールを破ると強制退会になることもあると説明されています。IBJの「お見合いと交際のルール&マナー」でも、交際期間中の旅行は禁止です。二人の時間は、ふだんのデートの中でつくってください。
できます。IBJの公式コラムでは、真剣交際を終えるときも結婚相談所を通すと説明されています。お相手に直接伝えるのではなく、まず担当カウンセラーに相談してください。当社では、お断りのやり取りにも間に入ります。
グレースマリアージュ東京 代表カウンセラー 岡本隼人
岡本 隼人
Grace Mariage Tokyo 代表カウンセラー
株式会社Disport 代表取締役|IBJ正規加盟店 No.45349

パーソナルトレーナー歴24年。六本木でジム&サロン&結婚相談所を運営。真剣交際で話し合うテーマの整理や切り出し方を、面談とLINEで一緒に考え、プロポーズまで伴走します。

プロフィール詳細 →

二人の話し合いを、支える。

何を、どの順番で、どう切り出すか。
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