
- 大切なのは「特別かどうか」より「二人らしいかどうか」。演出の大きさより、相手を思って選んだ場所と、自分の言葉で伝えることが心に残ります。
- IBJでは、真剣交際で結婚後のことを話し合ったうえでプロポーズへ進みます。話し合いの中身は、住まい・働き方・お金・家族のことなどです。時期の目安は別の記事で詳しくまとめています。
- 場所は「落ち着いて話せる」「日帰りで無理がない」ところを。交際期間中は、宿泊を伴う旅行や外泊がIBJのルールで禁止されているので、旅行先でのプロポーズは選びません。
- 言葉は「感謝→理由→お願い」の順に短く。長いスピーチは要りません。最後は「結婚してください」とはっきり伝えます。
- 迷ったら、準備の段階から担当カウンセラーに相談を。プロポーズの後は、担当カウンセラーへの報告と成婚退会の手続きへ進みます。
結婚相談所のプロポーズは「特別」であるべき?
結論から言うと、「特別であるべきかどうか」より「二人らしいかどうか」が大切です。サプライズが得意な方なら、少し凝った形でもいい。苦手な方なら、静かな場所で落ち着いて伝えればいい。相手が喜ぶ形を想像し、自分の言葉で伝えることが、何よりのプロポーズになります。
相談所のプロポーズは、話し合いの積み重ねの先にある
結婚相談所での交際は、お見合いから仮交際、真剣交際へと段階を踏んで進みます。仮交際から真剣交際へ進む流れを経て、一人のお相手との交際に集中し、結婚後の暮らしについて具体的に話し合ってきた二人が、最後に言葉で気持ちを確かめ合う場がプロポーズです。
お見合いからプロポーズまでの期間は、決して長くはありません。そのぶん、真剣交際の中で結婚について話し合う時間を持ってきたはずです。プロポーズは、その話し合いに「この人と結婚したい」という自分の気持ちを添えて、はっきり形にするものだと考えると、準備の方向が見えてきます。
「演出の大きさ」と「気持ちの伝わり方」は別もの
豪華な演出を用意しても、伝える言葉があいまいなら、相手には「結局どういう意味だったのだろう」という迷いが残ります。反対に、いつもの食事の帰り道でも、目を見て「結婚してください」と言えば、気持ちははっきり伝わります。
準備に時間をかけるなら、飾りより先に、場所の落ち着きと、自分の言葉を整えることに使ってください。演出は、その上に乗せる「おまけ」くらいに考えておくと、気負いすぎずに済みます。
この記事で扱うこと・扱わないこと
この記事では、プロポーズの「仕方」、つまり場所・シチュエーション・言葉・指輪、そしてIBJでの進め方をまとめます。「いつプロポーズするか」という時期の目安は結婚相談所のプロポーズはいつ?で、プロポーズの後の成婚退会・両家へのあいさつ・入籍の順番は別の記事にまとめ、最後の章でご案内します。
結婚相談所では、プロポーズまでどう進む?
IBJの「婚活の流れ」では、お見合い、仮交際、真剣交際の次の段階がプロポーズ、その次が成婚とされ、プロポーズは婚活カウンセラーがアドバイスする段階と位置づけられています。真剣交際で結婚後のことを話し合い、お互いの気持ちが固まってきたところでプロポーズへ進む、というのが基本の順番です。
真剣交際の話し合いが、プロポーズの土台になる
IBJの公式コラムでは、真剣交際は一人のお相手との交際に集中する段階とされ、住まいや働き方、家計管理・金銭感覚、親の意向などを確認し、話し合うことが挙げられています。これらの話し合いがある程度進んでいれば、プロポーズは「この先の暮らしを一緒に考えてきた相手への、最後の確認」になります。
反対に、大事な話を避けたままプロポーズをすると、承諾の後で考え方の違いが見つかることもあります。話し合う項目の全体と切り出し方は、真剣交際で話し合うことのチェックリストにまとめています。
交際期間は「お見合い日から3ヵ月」がルール
IBJのルールでは、お見合い後の交際期間はお見合い日から3ヵ月間で、期間内に成婚(成婚退会)の意思表示をすることになっています。延長を希望するときは、必ずカウンセラーに相談します。
一方、「お見合い日からプロポーズまで約3ヶ月程度」という数字は、IBJの公式コラムが示す目安で、ルールではありません。決まりと目安の違いや、時期の見極め方は、時期を扱った記事にまとめています。
場所や言葉の準備も、担当カウンセラーに相談できる
「そろそろプロポーズを」と考えはじめたら、時期のことだけでなく、場所や言葉をどうするかも担当カウンセラーに相談してください。店の雰囲気、切り出すタイミング、言葉の組み立て方など、一人で考えていると決めきれない細かなことほど、話しながら整理すると形になります。
当社では、LINE・メールでのご相談を両プランでお受けしています。プロポーズのように日にちが迫ってくる相談は、定期面談を待たずにLINEで送っていただいて構いません。
IBJでの順番は「真剣交際で話し合う→プロポーズ→成婚退会」。交際期間はお見合い日から3ヵ月間というルールがあり、延長はカウンセラーへの相談が必要です。
プロポーズの場所とシチュエーションは、どう選ぶ?
場所に正解はありませんが、選ぶ基準は3つです。落ち着いて話せること、二人にとって意味があること、そして交際中のルールに沿っていること。IBJのルールでは、交際期間中の旅行や婚前交渉が禁止され、真剣交際でも宿泊を伴う旅行や外泊は禁止されています。旅行先やホテルの客室でのプロポーズは、この段階では選びません。
場所ごとの向き・不向き
代表的な場所を、向いている点と気をつけたい点で並べると、次のようになります。
| 場所・シチュエーション | 向いている点 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 落ち着いたレストランでの食事の後 | 座って向き合える。食事で気持ちがほぐれた後に切り出せる | 隣の席との距離が近い店や、音楽が大きい店は避ける。個室があると話しやすい |
| お見合いをしたホテルのラウンジなど、思い出の場所 | 「ここから始まった」と話のきっかけにしやすい | 混み合う時間帯を避ける。長居しにくい場所なら、話す時間を決めておく |
| 食事の帰りに歩く、夜景の見える場所や公園 | 並んで歩きながら、自然に切り出せる | 天気と寒さ・暑さの備えを。人通りの多すぎない場所を選ぶ |
| 休日の昼、景色のいい場所 | 明るい時間で、お互いに疲れが少ない | 遠出になりすぎないようにする。日帰りで無理なく帰れる範囲で |
六本木や港区でデートを重ねてきた方なら、これまでに二人で行った店や歩いた道の中に、ふさわしい場所がすでにあるかもしれません。店を探すときは、六本木のお見合い・デートスポットも参考にしてください。
避けたいシチュエーション
NG旅行先・宿泊を伴う場所
交際期間中の旅行や、真剣交際での宿泊を伴う旅行・外泊は、IBJのルールで禁止されています。ルールを破ると強制退会になることもあると、IBJの公式コラムに書かれています。
NG大勢の人の前での公開プロポーズ
周りの目があると、相手は「断れない」「考える間がない」と感じることがあります。二人で落ち着いて話せる場所のほうが、相手も素直に返事ができます。
NGお酒がかなり進んだ後
酔った勢いに見えると、大事な言葉が軽く受け取られてしまいます。伝えるのは食事の途中か、食後の落ち着いたタイミングにします。
NG相手が疲れている日・急いでいる日
仕事の山場の日や、翌朝が早い日は、相手が気持ちを受け止める余裕を持ちにくくなります。日取りは、相手の予定をさりげなく確かめてから決めます。
シチュエーションは「相手が好きなもの」から逆算する
場所に迷ったら、これまでのデートを振り返り、相手が楽しそうだった場面を思い出してください。景色を見るのが好きな人、食事の時間を大切にする人、にぎやかさより静けさを好む人。その人が一番くつろいでいた場面に近い形を選べば、大きく外すことはありません。
当日は、店の予約時刻や移動の順番を決めておくと、切り出すタイミングを探して落ち着かない、ということが減ります。「食後、店を出る前に」「帰り道の、あの場所で」と、言う瞬間まで決めておくのがおすすめです。
プロポーズの言葉は、どう選ぶ?
言葉は、「感謝→理由→お願い」の順に、短く組み立てると伝わります。長いスピーチは要りません。大切なのは、最後に「結婚してください」とはっきり言うことです。遠回しな言い方だけで終えると、相手はそれがプロポーズなのか確かめられずに困ってしまいます。
言葉の組み立て方
組み立ての例は、次の3つの部品です。
- 感謝:「お見合いの日から、今日まで、ありがとう」
- 理由:「一緒にいると、自然体でいられる。この先の暮らしを話し合う中で、この人となら、と思えた」
- お願い:「結婚してください」
「理由」の部分には、真剣交際で話し合ってきたことを一つ入れると、あなたらしい言葉になります。例えば、住まいや働き方の話で意見が違ったときに、相手が歩み寄ってくれた場面を覚えているなら、「あのとき、この人と一緒に考えていきたいと思った」と添えるだけで、借りてきた言葉ではなくなります。
言い方の例
形に迷う方のために、言い方の例をいくつか挙げます。そのまま使うより、自分の言い回しに置き換えて使ってください。
- 「これからの人生を、あなたと一緒に歩いていきたいです。結婚してください」
- 「話し合いを重ねるたびに、あなたとなら大丈夫だと思えました。僕(私)と結婚してください」
- 「いつもありがとう。これからは家族として、一緒に暮らしていきたい。結婚してください」
プロポーズをするのは、どちらからでも構いません。「男性から」「女性から」と役割を決めつけず、伝えたいと思った人から伝えればいいのです。言葉の最後だけは、あいまいにせず、はっきりと。ここだけは外さないようにしてください。
避けたい言い方
言葉の中身で気をつけたいのは、相手が素直に喜べなくなる言い方です。例えば、次のような言い方は避けておくと安心です。
- 冗談めかす・遠回しにする:「そろそろ、どうかな」だけで終えると、本気なのか確かめられません。
- 条件や損得の話にする:「そろそろ期限だから」「年齢的に」などの理由は、相手を選んだ理由ではなく、事情の話に聞こえてしまいます。
- 「〜してあげる」という言い方:「幸せにしてあげる」より、「一緒に幸せになりたい」のほうが、対等な二人の約束として伝わります。
交際期間の期限を意識するのは自然なことですが、それはプロポーズの言葉に入れず、担当カウンセラーとの相談の中で扱えば十分です。
緊張したときの伝え方
大事な言葉ほど、いざとなると声が出にくくなるものです。トレーナーとして24年、多くの方の身体と向き合ってきた現場で、緊張すると呼吸が浅くなって肩が上がり、早口になりやすい傾向を見てきました。
言う直前に一度ゆっくり息を吐き、座っているなら足裏を床につけて背すじを伸ばしてください。姿勢が落ち着くと呼吸が深くなり、声も出しやすくなります。言葉は紙に書いて覚えるより、口に出して何度か練習しておくほうが、本番で自然に出てきます。
プロポーズの言葉に、上手い・下手はありません。感謝と、この人を選んだ理由と、「結婚してください」の一言。この3つがそろっていれば、気持ちは十分に伝わります。
プロポーズの準備を、一緒に。
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指輪とサプライズは、どう準備する?
婚約指輪は、プロポーズの場で必ず用意しなければならないものではありません。先に用意する、後日二人で選ぶ、当日は仮の指輪で気持ちを形にする、といった選び方があります。サプライズも同じで、するかどうかより、相手が安心して返事をできるかどうかで決めてください。
婚約指輪の3つの選び方
指輪の準備には、大きく分けて次の3つの形があります。
- 先に用意して、当日に渡す:気持ちが形になって伝わる一方で、サイズや好みが合わないことがあります。事前に好みをさりげなく聞いておくと安心です。
- プロポーズは言葉で、指輪は後日二人で選ぶ:相手の好みを確実に反映できます。「指輪は一緒に選びに行こう」と伝えること自体が、次の約束になります。
- 当日は仮の指輪(プロポーズリング)を渡し、後日本物を選ぶ:当日の形と、好みに合った指輪を選ぶことの両方を取れる方法です。
金額に決まりはありません。真剣交際でお金の考え方を話し合ってきた二人なら、無理のない範囲が自然に見えてくるはずです。これからの暮らしの費用も考えながら、背伸びしすぎずに決めてください。
サプライズにするか、予告するか
相談所での交際では、真剣交際の中で結婚について具体的に話し合っています。お互いに、プロポーズがそう遠くないことを感じていることもあるでしょう。その上で、日にちや場所まで伏せて驚かせたいか、「大事な話があるので、この日に時間をください」と予告するかは、相手の性格で選びます。
驚かされるのが苦手な人、身なりを整えて臨みたい人には、予告のほうが喜ばれることがあります。予告をしても、言葉や指輪の中身まで伝える必要はありません。「特別な日になる」とだけ伝えておけば、相手も心の準備ができます。
準備のチェックリスト
当日までに確かめておきたいことを並べておきます。
- 日取り:相手の予定に無理がないか。翌日が早くないか
- 場所:予約は取れているか。個室や席の位置の希望は伝えたか
- 言葉:口に出して練習したか。最後の「結婚してください」ははっきり言えるか
- 指輪:用意する場合、サイズや好みを確かめたか。後日選ぶ場合は、その伝え方を決めたか
- 話し合い:真剣交際で確認しておきたいことに、大きな積み残しはないか
プロポーズから成婚退会までは、どう進む?
プロポーズを承諾してもらえたら、まず担当カウンセラーに報告し、成婚退会の手続きへ進みます。当社では、成婚の定義はIBJ会員規約における成婚の定義によります。規約はご入会時にお渡しし、無料カウンセリングでもご説明しています。成婚料は、成婚退会のときにお支払いいただきます。
担当カウンセラーへの報告
プロポーズの結果は、できるだけ早く担当カウンセラーに伝えてください。担当カウンセラーが、成婚退会の手続きをご案内します。お見合いの返事や交際の終了と同じように、交際の大きな節目は相談所を通して進めるのが基本です。
当社の成婚料は330,000円(税込)で、成婚退会のときにのみかかります。成婚に至らず退会する場合はかかりません。
成婚退会の後の順番
成婚退会の後は、両家へのあいさつ、顔合わせ、住まいや入籍の準備と、二人で決めていくことが続きます。順番は二人の事情によって変わります。成婚退会からあいさつ・入籍までの一般的な順番と、決めておきたいことは、プロポーズから入籍までの流れにまとめています。
返事を保留されたとき、うまくいかなかったとき
プロポーズの場で「少し考えさせてほしい」と言われることもあります。気持ちが固まっていないというより、親のことや仕事のことなど、先に整理したいことがある場合もあります。その場で答えを迫らず、「待っています」と伝えて、担当カウンセラーに相談してください。
返事を待つ間の過ごし方や、話し合いが足りていなかった項目の確かめ方も、一緒に考えます。一人で結論を急がず、お二人のペースで確かめていきましょう。
プロポーズの後にすることは、①担当カウンセラーへの報告 ②成婚退会の手続き ③両家へのあいさつと入籍の準備の順です。返事を保留されたときも、まず担当カウンセラーに相談してください。
よくあるご質問
二人らしいプロポーズを。
真剣交際の進め方も、プロポーズの準備も、相談しながら進められます。
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