
- 自己PR文は「選考書類」ではなく、読んだ相手に「この人に会いたい」と思わせる招待状です。評価されるために書くのではなく、会う理由を渡すために書きます。
- 「会いたい」を引き出す5原則は①冒頭3行で空気感 ②事実ではなくエピソード ③条件より未来の共有体験 ④弱みを1つだけ ⑤最後の一文に温度。
- 読まれない典型はスペックの羅列・「真面目で誠実です」・ネガティブ過多・条件提示。全員が書く言葉は、全員と同じに見えます。
- 男性は「安心して会える人か」、女性は「一緒にいて楽しそうか」が先に読まれやすい。強調する順番だけ男女で変えるのが実務的です。
- 人は自分の魅力を自分では正確に測れません。当社ではプロフィール文を担当カウンセラーがヒアリングのうえ執筆し、本人の言葉に戻して仕上げます。
自己PR文は誰が、どこで、どう読むのか?
結論から言うと、自己PR文は「スマホの画面で、写真の次に、数十秒で読まれる」文章です。相手はあなたを審査する面接官ではなく、数多くのプロフィールを流し見しながら「会う理由」を探している一人の人です。この前提を外すと、どれだけ丁寧に書いても届きません。
「プロフィールに何を書けばいいかわからない」という悩みは、男性の婚活でも女性の婚活でも、最初につまずく共通点です。多くの方が就職活動の自己PRと同じ感覚で、経歴を並べ、長所を箇条書きにし、「真面目で誠実です」と締めます。書く側にとっては真実でも、読む側には「他の人と同じ」に見えます。
読む相手は「面接官」ではなく「会う理由を探している人」
就職の自己PRは、相手が「落とす理由」を探しながら読みます。だから減点されない書き方が正解になります。婚活の自己PR文は逆で、相手は「この人に会う理由」を探しながら読みます。減点されないことより、「この一文があるから会ってみたい」という加点の一箇所があるかどうかで結果が変わります。
言い換えると、自己PR文は自分を売り込む文章ではなく、相手に「会いたい」と思ってもらうための招待状です。招待状に、招く側の経歴が延々と書いてあったら不自然でしょう。書くべきは「あなたと過ごす時間はこんな感じですよ」という空気です。
写真は「視覚の第一印象」、文章は「言葉の第一印象」
IBJのシステムでは、お相手はプロフィールと写真を見て、会うかどうかを判断します。相手はまず写真で立ち止まり、次に文章の冒頭を読み、「もう少し読むか、次に行くか」を決めます。お見合い写真が視覚の第一印象なら、自己PR文は言葉の第一印象です。写真だけ良くても文章がテンプレートなら「写真は素敵だけど人柄がわからない」で止まり、文章だけ良くても写真が暗ければそもそも読まれません。両方が揃って初めて、申し込みのスイッチが入ります。
「読み終えた瞬間の気持ち」から逆算する
書き始める前に、相手が読み終えた瞬間にどんな気持ちになっていてほしいかを一言で決めてください。「この人とは話が続きそう」「一緒にいると穏やかそう」「休日が楽しくなりそう」。どれでも構いませんが、一つに絞ります。自己PR文のすべての文は、その一言に向かって並べます。ゴールを決めずに書くと、良いことを全部入れた結果、何も残らない文章になります。
「会いたい」を引き出す5つの原則
5つの原則は「冒頭3行で空気感」「エピソードで語る」「未来の共有体験を書く」「弱みを1つだけ入れる」「最後の一文に温度を込める」です。共通しているのは、比較される情報(事実・条件・定型語)を減らし、あなたにしか書けない情報(場面・習慣・感情)を増やすという一点です。
原則1:冒頭3行で「空気感」を伝える
文章は、冒頭で読み進めるかどうかが決まりやすいものです。ここで「もっと読みたい」と思われなければ、残りは存在しないのと同じです。冒頭でやってはいけないのが「プロフィールをご覧いただきありがとうございます」という挨拶です。礼儀正しいのですが、多くのプロフィールで使われているため、貴重な冒頭が「誰でも同じ3行」で埋まります。
代わりに、あなたの暮らしが一場面で見える文を置きます。「休日は、コーヒー豆を自分で挽くところから朝を始めます」。この一文には経歴も年収も書かれていませんが、丁寧な暮らし、朝のゆとり、こだわりのある人、という印象が伝わります。スペックを一つも書かずに人柄が見えるのが、良い冒頭の条件です。
原則2:「事実」ではなく「エピソード」で語る
「料理が得意です」は事実です。「友人の誕生日に、相手の好きな食材だけで5品作ったことがあります」はエピソードです。事実は比較されます。料理が得意な人は大勢いるので、「得意」と書いた瞬間に、同じことを書いた人たちと並べられます。エピソードは比較されません。その場面を経験したのはあなただけだからです。
エピソードにする方法は簡単で、事実の後ろに「いつ・誰と・何をした・相手はどうなった」を一つ足すだけです。「旅行が好きです」なら「去年は、行き先を決めずに新幹線に乗り、降りた駅の商店街で一日過ごしました」。文字数は増えますが、読む側の頭に映像が浮かびます。映像が浮かんだ相手は、会った時の会話まで想像できます。
原則3:「求める条件」より「一緒にやりたいこと」を書く
「年収600万円以上の方、誠実な方を希望します」という条件提示型の文は、読む側に「自分はこの条件に合うだろうか」という審査される感覚を与えます。会う前から試験を受けている気分になれば、申し込みの手は止まります。
条件は、そもそもプロフィールの希望条件欄で伝わります。自己PR文にしか書けないのは「一緒に何をしたいか」です。「休日に美味しいパン屋を巡ったり、季節ごとに小さな旅行を計画したりするのが好きです。一緒に楽しんでくれる方だと嬉しいです」。これなら読む側は「この人と過ごす休日」を具体的に想像できます。想像できる相手にだけ、人は会いたくなります。
原則4・5:「弱みを1つ」と「最後の一文の温度」
完璧なプロフィールは、実は親しみにくいものです。人は隙に安心します。「人見知りですが、打ち解けると話が止まらないタイプです」「方向音痴なので、待ち合わせでは少し早めに出るようにしています」。こうした愛嬌のある弱みは、「会ったら意外と話しやすそう」という期待に変わります。ただし1つだけです。2つ以上並ぶと、愛嬌ではなく自信のなさとして読まれます。
そして最後の一文です。「お気軽にお申し込みください」で終えるプロフィールはよく見かけます。悪くはありませんが、記憶に残りません。最後は、あなたの結婚に対する温度が伝わる一文にします。「一緒に笑い合える日常を、大切に育てていける方と出会いたいです」。読み終えた直後の気持ちを決めるのは最後の一文です。ここに温度があるかどうかで、同じ本文でも印象が変わります。
1. 冒頭3行で空気感 → テンプレの挨拶を捨てる
2. エピソードで語る → 事実の羅列を捨てる
3. 未来の共有体験 → 条件提示を捨てる
4. 弱みは1つ → 完璧アピールを捨てる
5. 最後の一文に温度 → 定型の締めを捨てる
迷ったら「これは他の人も書けるか?」と自問してください。他の人も書ける文は、削っても失うものがありません。
書き換え前後の例文——同じ人でも文章でこう変わる
ここに挙げるのは、5原則を当てはめるとどう変わるかを示すための架空の例文です。当社会員の実際の文章ではありませんし、特定の誰かをモデルにしたものでもありません。そのまま流用するためのものでもなく、「自分の場合は何に置き換わるか」を考える材料として読んでください。
一文単位の書き換え例
まず、よくある一文を原則に沿って書き換えた例です。左が「書く側には真実だが、読む側には他と同じに見える文」、右が「同じ内容を、あなたにしか書けない形にした文」です。
| 原則 | 書き換え前(例文) | 書き換え後(例文) |
|---|---|---|
| 1 冒頭 | プロフィールをご覧いただきありがとうございます。真面目で誠実な性格です。 | 休日は、コーヒー豆を自分で挽くところから朝を始めます。 |
| 2 エピソード | 料理が得意です。 | 友人の誕生日に、相手の好きな食材だけで5品作ったことがあります。 |
| 2 エピソード | 仕事は真面目に取り組んでいます。 | 後輩が初めて任された案件を、自分の担当と同じくらい気にかけてしまう性分です。 |
| 3 共有体験 | 年収600万円以上の方、誠実な方を希望します。 | 休日に美味しいパン屋を巡ったり、季節ごとに小さな旅行を計画したりするのが好きです。一緒に楽しんでくれる方だと嬉しいです。 |
| 4 弱み | 欠点は特にありません。 | 方向音痴なので、待ち合わせには少し早めに出るようにしています。 |
| 5 締め | お気軽にお申し込みください。 | 一緒に笑い合える日常を、大切に育てていける方と出会いたいです。 |
全文の例文(女性・30代後半・会社員という設定)
次に、全文で見るとどうなるかの例文です。設定は架空です。書き換え前は、内容に嘘は一つもありませんが、どこにも「この人」が見えません。
書き換え前(例文・約200字)
プロフィールをご覧いただきありがとうございます。都内でメーカーの企画職をしています。性格は明るく、真面目で誠実だと言われます。趣味は旅行と料理と読書です。休日は友人と出かけたり、家でゆっくり過ごしたりしています。お相手には、誠実で思いやりのある方を希望します。お互いを尊重し合える家庭を築きたいです。お気軽にお申し込みください。
書き換え後(例文・約450字)
休日は、コーヒー豆を自分で挽くところから朝を始めます。豆を選ぶのに時間をかけすぎて、気づくと昼になっていることもあります。
仕事はメーカーで商品企画をしています。自分が関わった商品を店頭で手に取ってくださる方を見かけると、声をかけたくなるのを毎回こらえています。
料理は、友人の誕生日に相手の好きな食材だけで5品作って以来、「次は何を作ろう」と考えるのが習慣になりました。旅行は行き先を決めずに新幹線に乗るのが好きで、去年は降りた駅の商店街で一日過ごしました。
人見知りなので初対面では聞き役に回りがちですが、打ち解けると話が止まらなくなります。
休日に美味しいパン屋を巡ったり、季節ごとに小さな旅行を計画したりするのが好きです。一緒に楽しんでくれる方だと嬉しいです。
一緒に笑い合える日常を、大切に育てていける方と出会いたいです。
書き換え後には「明るい」「真面目」「誠実」という言葉が一つもありません。それでも、読んだ相手にはその人柄が伝わります。形容詞を消して、場面に置き換えただけです。
全文の例文(男性・40代前半・管理職という設定)
男性の例文も設定は架空です。男性の場合、読む側がまず知りたいのは「安心して会える人か」という点なので、生活の落ち着きと相手への配慮が先に見える順番にしています。
書き換え前(例文・約180字)
はじめまして。IT企業でマネージャーをしています。年収は安定しており、仕事も落ち着いてきたので結婚を考えるようになりました。性格は温厚で、周囲からは頼りになると言われます。趣味はゴルフとランニングです。家庭的で、明るく笑顔の素敵な方を希望します。よろしくお願いします。
書き換え後(例文・約420字)
平日の朝は、駅までの道を少し遠回りして歩くのが日課です。10分早く家を出るだけで、一日の始まり方が変わることに40歳を過ぎて気づきました。
仕事はIT企業で10名ほどのチームを見ています。メンバーが困っている時に「一緒に考えよう」と最初に言うのが自分の役目だと思っています。
ゴルフは年に数回、友人と回る程度ですが、上手くなるより一日笑って過ごすほうを優先しています。ランニングは大会に出るほどではなく、季節の変わり目を体で感じるために続けています。
段取りを考えすぎるところがあり、旅行では予定を詰め込みがちです。「今日はのんびりしよう」と言ってもらえると、素直に嬉しいです。
休日は、近所の散歩や、少し足を延ばして美術館やお気に入りの定食屋に行く時間を一緒に楽しめたらと思っています。
お互いの一日を「今日はこんなことがあった」と話し合えるような、穏やかな毎日を一緒に作っていける方と出会えたら嬉しいです。
例文をそのまま使ってはいけない理由
例文は「型」を理解するためのもので、そのまま使うと二つの問題が起きます。一つは、実際にコーヒー豆を挽いていない人が書けば、お見合いで話題になった瞬間に会話が止まることです。もう一つは、良い例文ほど多くの人が使うため、結局「他の人と同じ文」に戻ってしまうことです。例文の構造だけを借りて、中身は自分の実際の習慣と経験に置き換えてください。置き換える中身が見つからない時の対処は、後半の「一人で書くべきか」で説明します。
読まれない自己PR文の7つのNGパターン
読まれない自己PR文には決まった型があります。スペックの羅列、定型の形容詞、ネガティブ過多、条件提示、長すぎ・短すぎ、情報の順番、他人事の文体の7つです。どれも「書いてはいけない内容」というより、「書いても相手に何も残らない書き方」です。
| NGパターン | なぜ読まれないか | 直し方 |
|---|---|---|
| 1 スペックの羅列 | 基本情報欄と重複し、文字数を消費するだけ | 自己PR文にしか書けない場面・価値観に文字数を使う |
| 2 「真面目・誠実・優しい」 | ほぼ全員が使うため差別化にならない | 形容詞を消し、それが伝わるエピソードを1つ書く |
| 3 ネガティブ過多 | 焦りや疲れが「裏メッセージ」として伝わる | 事情の説明を削り、これからやりたいことに置き換える |
| 4 条件提示 | 読む側が審査される感覚になる | 条件欄に任せ、本文は「一緒にやりたいこと」に |
| 5 長すぎ・短すぎ | 長いと読まれず、短いと人柄が見えない | 400〜600字、エピソードは1〜2つに絞る |
| 6 情報の順番 | 一番良い話が最後にあると、そこまで読まれない | 空気感→エピソード→共有体験→弱み→締め、の順に |
| 7 他人事の文体 | 「〜と言われます」ばかりで本人の声がない | 「私は〜が好きです」と一人称で言い切る |
NG1〜2:スペックと定型語は「削っても失わない」
「都内在住、○○大学卒、△△会社勤務、身長○○cm」。これらは基本情報欄に自動で表示されます。自己PR文で繰り返すのは、限られた文字数を同じ情報に二重に使うことです。同様に「真面目」「誠実」「優しい」は、書いた本人にとっては真実でも、読む側には判断材料になりません。全員が書いているからです。誠実さを伝えたいなら「誠実です」ではなく、誠実さが表れた場面を一つ書く。それだけで、同じ言葉を使った大勢のプロフィールから抜け出せます。
NG3〜4:ネガティブと条件提示は「裏メッセージ」になる
「仕事が忙しくなかなか出会いがなく」「年齢的にそろそろ焦って」。正直な気持ちだと思いますが、読む側に届くのは事情ではなく、焦りや疲れの空気です。「この人と一緒にいると楽しそう」という印象から遠ざかります。条件提示も同じで、「年収」「学歴」「家庭的」といった言葉が本文に並ぶと、相手は自分が値踏みされていると感じます。本文は、相手を測る場所ではなく、相手を招く場所だと考えてください。
NG5〜7:長さ・順番・文体は「読み方」に合わせる
読む相手はスマホで、他のプロフィールと連続して読んでいます。1,000字を超えると最後まで読まれにくく、200字では人柄が見える前に終わります。目安は400〜600字です。順番も重要で、一番良いエピソードを最後に置くと、そこまで読まれずに終わることがあります。冒頭に空気感、次にエピソード、次に共有体験、弱み、締め、の順に並べると、途中で読むのをやめられても人柄が残ります。文体は「〜と言われます」を減らし、「私は〜が好きです」と一人称で言い切ってください。お見合いの第一印象と同じで、本人の声がある文章のほうが信頼されます。
男女で変えるべき注意点は?
5原則は男女共通ですが、読む側が「最初に確かめたいこと」の順番が違うため、強調する順番だけ変えるのが実務的です。男性のプロフィールは「安心して会える人か」が先に読まれやすく、女性のプロフィールは「一緒にいて楽しそうか」が先に読まれやすい。これは統計ではなく、読む側が最初に何を知りたいかを考えたときの一般論です。
男性が気をつけたいこと
男性の自己PR文でよく見るのは、仕事の説明が長く、生活が見えないパターンです。役職や業界を詳しく書いても、読む側が知りたいのは「この人の日常に自分が入ったらどうなるか」です。仕事は2文にとどめ、平日の朝や帰宅後、休日の過ごし方といった生活の場面を先に置いてください。
もう一つは、相手への希望が「家庭的」「明るい」「笑顔の素敵な」といった、相手に役割を求める言葉になりやすいことです。役割を書くと審査に見えます。「お互いの一日を話し合える毎日」のように、二人で作る時間の描写に置き換えます。弱みは「段取りを考えすぎる」「話を聞きすぎて自分のことを話し忘れる」など、相手が「それなら私が」と入れる余地のあるものが向いています。
女性が気をつけたいこと
女性の自己PR文で多いのは、趣味が名詞の羅列(旅行・料理・読書)で終わり、どれも場面になっていないパターンです。三つ並べるより、一つを場面にするほうが人柄が伝わります。もう一つは、相手への希望が「尊重し合える」「思いやりのある」といった抽象語で終わることです。相手はそれを読んでも、自分が当てはまるかどうか判断できません。
「一緒にやりたいこと」を具体的に書くと、読む側は「その休日なら自分も楽しめそうだ」と自分を当てはめられます。相手が自分を当てはめられる文が、申し込みの手を動かします。弱みは「人見知りだが慣れると話が止まらない」「地図を読むのが苦手」のように、会話のきっかけになるものが向いています。
男女共通:「誰に会いたいか」を一人だけ想像して書く
全員に好かれようとする文章は、誰にも刺さりません。書く前に、「こういう人と会いたい」という相手を一人だけ想像し、その人に手紙を書くつもりで書いてください。すると、自然に言葉が具体的になります。「誰にでも当てはまる文」は、誰の心にも当てはまりません。結果として、想像した相手に近い人から申し込みが来るようになり、お見合い後の会話も続きやすくなります。
男性:仕事の説明は2文以内か/休日の場面が書いてあるか/相手への希望が「役割」になっていないか
女性:趣味が名詞の羅列で終わっていないか/「一緒にやりたいこと」が具体的か/相手への希望が抽象語で終わっていないか
共通:想像した「たった一人」に向けて書けているか
自己PR文は一人で書くべきか、誰かと作るべきか?
結論は、一人で書き切るより、第三者に引き出してもらったほうが良い文章になる、です。理由は文章力の問題ではなく、人は自分の魅力を自分では正確に評価できないからです。だからこそ当社では、プロフィール文を担当カウンセラーが本人へのヒアリングをもとに執筆し、本人の言葉に戻して仕上げています。
なぜ自分では書けないのか——現場で見てきたこと
私はパーソナルトレーナーとして24年、六本木でクライアントの身体と向き合ってきました。その中で繰り返し見てきたのは、初回のカウンセリングで「自分にはたいした長所がない」と言う方が、対話を重ねるうちに、本人が当たり前だと思っていたことの中に際立った強みを持っている、という光景です。毎朝同じ時間に起きて弁当を作っている、後輩の相談にはいつも時間を取っている。本人にとっては「普通のこと」なので、自己PR文には書かれません。
自己PR文も同じです。書けないのは文章が下手だからではなく、自分にとって当たり前になっている習慣や経験が、他人から見れば魅力だと気づけないからです。ここは、自分一人でいくら考えても越えにくい壁です。第三者が「それ、面白いですね」と言った瞬間に、初めて書く材料になります。
当社の作り方——ヒアリングして担当カウンセラーが書き、本人の言葉に戻す
Grace Mariage Tokyoでは、プロフィール文のライティングを担当カウンセラーが行います。テンプレートを渡して「埋めてください」とはしません。手順は三段階です。
| 段階 | やること | 目的 |
|---|---|---|
| 1 ヒアリング | 面談で、平日と休日の過ごし方、仕事で気にかけていること、最近嬉しかったことを具体的に聞く | 本人が「普通」と思っている習慣や経験を、エピソードとして掘り起こす |
| 2 執筆 | 聞き取った内容を5原則の順番に並べ、担当カウンセラーが400〜600字で書く | 形容詞ではなく場面で人柄が伝わる文にする |
| 3 本人確認 | 本人に読んでもらい、「自分の言葉として話せるか」を基準に言い回しを直す | お見合いで話題になった時に、自然に話せる文章にする |
三段階目が特に重要です。どれだけ良い文章でも、本人が「これは自分の言葉ではない」と感じるなら、お見合いの場で話が続きません。担当カウンセラーが書いた文章を、本人が自分の言葉として話せるところまで戻す。この往復があって初めて、自己PR文はお見合いの会話と一本につながります。
書いた後の見直し——2〜3ヶ月に一度、活動の結果で直す
自己PR文は一度書いて終わりではありません。申し込みが来る相手の傾向、お見合いで話題になった箇所、逆に一度も触れられなかった箇所。活動を続けると、文章のどこが働いていて、どこが働いていないかが見えてきます。2〜3ヶ月に一度、この材料をもとに見直します。季節の話題を入れ替えるだけでも鮮度は上がりますが、大切なのは「どの一文が会いたいにつながったか」を確かめて残し、働いていない一文を差し替えることです。この見直しも、面談の中で担当カウンセラーが一緒に行います。
あなたの「会いたい」を引き出す自己PR文、一緒に作りませんか?
無料カウンセリングでは、今のプロフィール文(お持ちの方)を拝見し、5原則に照らしてどこを変えると人柄が伝わるかをお話しします。
ご入会後は、面談でのヒアリングをもとに担当カウンセラーがプロフィール文を執筆し、あなたの言葉に戻して仕上げます。
対面(六本木駅徒歩4分)またはZoom対応・無理な勧誘はいたしません
よくあるご質問
「あなたの言葉」で、「会いたい」を引き出す。
30分の無料カウンセリングで、あなたの中にあるエピソードを一緒に見つけましょう。
写真+自己PR文+条件設定のトータルプロフィール戦略を設計します。
対面(六本木)またはZoom対応・無理な勧誘は一切ありません