
- お見合いの第一印象は、言葉を交わす前から伝わり始めます。待ち合わせで歩いてくる姿、あいさつの表情、座っているときの背中。話す内容より先に、相手の目に入るものがあります。
- 顔立ちは変えられませんが、姿勢は当日にも意識できます。パーソナルトレーナーとして24年、多くの方の身体と向き合ってきた中で、緊張すると呼吸が浅くなり、姿勢が縮こまりやすいという一般的な傾向を見てきました。
- お見合い前に意識したいのは、胸を開く・息を吐く・目線を上げて歩くの3つです。特別な道具や時間がなくても、当日の朝から取り入れられます。
- 姿勢と合わせて、IBJのルール&マナーにある振る舞いを押さえます。10分前に到着する、自分からあいさつする、明るくにこやかに話す、最後に「今日は楽しかったです」と伝える。
お見合いの第一印象は、どこで決まる?
お見合いの第一印象は、言葉を交わす前から伝わり始めます。待ち合わせの場所で相手が最初に目にするのは、あなたが歩いてくる姿や、立って待っている姿、あいさつをするときの表情です。話す内容を準備するのと同じくらい、「話す前に見えているもの」を整えておくことが大切です。
話す前に、相手の目に入っているもの
お見合いの当日は、ホテルのラウンジなどで待ち合わせ、あいさつをしてから席に着きます。この流れの中で、相手はあなたの話を聞く前に、姿勢、歩き方、表情、目線といったものを目にしています。
「この人は落ち着いていそうだ」「話しやすそうだ」という最初の感覚は、こうした目に見えるものからも生まれます。もちろん、第一印象がすべてを決めるわけではありません。ただ、せっかく準備した会話を、良い雰囲気の中で始められるかどうかに関わってきます。
何秒で決まる、という数字は使わない
第一印象について調べると、「何秒で決まる」という数字をよく目にします。この記事では、そうした数字は使いません。確かな出典をここで示せないからです。
代わりにお伝えしたいのは、お見合いの流れの中で、言葉より先に相手の目に入る場面がある、という事実です。その場面を落ち着いて迎えられるように準備しておく。それが、この記事でいう「第一印象を整える」ということです。
待ち合わせの場所でも、印象は伝わり始めている
待ち合わせの場所に着いてから相手に会うまでの時間も、実は大切です。スマートフォンを見ながら背中を丸めて待っているのと、顔を上げて座っているのとでは、相手が声をかけるときの感じ方が違ってきます。
IBJのルール&マナーでは、お見合いは基本的にシティホテルのラウンジで待ち合わせてお茶をすることとされています。六本木・港区でお見合いをする場合も同じです。会場の選び方やラウンジでの過ごし方は、六本木でお見合いをするならでまとめています。
なぜ「顔」だけでなく「姿勢」なのか?
顔立ちは変えられませんが、姿勢は当日にも意識できるからです。お見合いの準備というと、写真の写りや服装に目が向きがちですが、会ったその場で相手が目にする姿を支えているのは姿勢です。変えられるところから整えるほうが、準備の手応えも得やすくなります。
変えられるものと、変えられないもの
顔立ちや背の高さは、お見合いまでに変えられるものではありません。一方で、背中を伸ばす、肩の力を抜く、目線を上げるといったことは、その日の朝からでも意識できます。
準備の時間が限られているなら、変えられないものを気にするより、変えられるものに時間を使うほうが前向きです。姿勢はその代表だと、私(岡本)は考えています。
姿勢が変わると、見え方が変わる
トレーニングの現場で、一般的な傾向として見てきたことがあります。背中が丸まると目線が下がり、うつむき加減に見えやすくなります。反対に、背中が伸びて胸が開くと、顔が上がり、相手と目を合わせやすくなります。
姿勢と服のシワ・襟元の見え方といった身だしなみとの関係は婚活の「清潔感」とはでまとめているので、この記事では、姿勢そのものの整え方に絞ってお伝えします。
写真と当日の姿をつなぐもの
プロフィール写真や服装を整えることも、もちろん大切です。ただ、写真は一番よい瞬間を切り取ったもので、当日のあなたは、歩き、座り、話しながら相手に見られています。止まっている写真と、動いている当日の姿をつなぐのが姿勢です。
だからこそ、姿勢を「写真や服装の代わり」ではなく、「写真や服装と合わせて整えるもの」として考えてください。
顔立ちは変えられませんが、姿勢は当日にも意識できます。背中が伸びると目線が上がり、相手と目を合わせやすくなる。トレーナーとして現場で見てきた、一般的な傾向です。
多くの方の身体を見て、気づいたことは?
パーソナルジムとエステを六本木で10年以上運営し、トレーナーとして24年、多くの方の身体と向き合ってきた中で、お見合いにも関わる傾向がいくつかあります。どれも特定の誰かの話ではなく、現場でくり返し見てきた一般的な傾向です。
緊張すると、呼吸が浅くなり姿勢が縮こまる
初めての場所や初めて会う人の前では、呼吸が浅くなり、肩が上がって首が縮こまりやすくなります。本人は気づいていなくても、外から見ると身体が小さく固まって見えることがあります。
お見合いは、まさに緊張しやすい場面です。緊張すること自体は自然なことなので、なくそうとするより、「緊張すると身体が縮こまりやすい」と知っておき、席に着いたら一度ゆっくり息を吐く。それだけでも、肩の力が抜けやすくなります。
緊張の理由の一つは、「当日どう動けばいいか分からない」という不安です。当社では、お見合いの前に、当日の待ち合わせ方や会話の進め方をお伝えしています。流れが分かっていれば、そのぶん落ち着いて臨みやすくなります。
うつむくと、声がこもって聞こえやすい
背中が丸まって顔が下を向いていると、声がテーブルに向かって出るので、相手に届きにくく、こもって聞こえやすくなります。反対に、顔が上がっていると、声が相手のほうへ向かいます。
ラウンジのように周りに人がいる場所では、声の届き方が会話のしやすさに関わります。大きな声を出す必要はありませんが、顔を上げて話すことを意識してみてください。到着からお別れまでの流れは、お見合い当日の流れとマナーで確かめておくと安心です。
疲れが溜まると、姿勢も判断も崩れやすい
疲れが溜まっている日は、姿勢が崩れやすく、判断も大まかになりやすい。これも、トレーニングの現場でよく見てきた傾向です。仕事の忙しい時期に続けてお見合いを入れると、当日の姿勢にも、お見合い後の返事の判断にも、疲れが表れやすくなります。
お見合いの前日は、夜更かしを避けて早めに休むなど、いつもどおりの生活を守ることを意識してください。特別な準備より、疲れを持ち込まないことのほうが、当日の姿には表れやすいものです。
お見合い前に整えたい3つのポイントは?
お見合い前に意識したいのは、胸を開くこと、息をゆっくり吐くこと、目線を上げて歩くことの3つです。どれも特別な道具や長い時間はいりません。当日の朝や、待ち合わせ場所に向かう道すがらでも取り入れられます。
1. 胸を開く——肩の力を抜いて下ろす
デスクワークが多い方は、肩が前に入り、背中が丸まりやすくなります。お見合いの前に、一度肩をすくめるように持ち上げてから、力を抜いてストンと下ろしてみてください。肩が下がると胸が開きやすくなり、首まわりにも余裕が出やすくなります。
座っているときは、背もたれから背中を少し離して座り直すと、背中が丸まりにくくなります。お見合いは座って話す時間が長いので、途中で一度座り直すことを、姿勢を思い出すきっかけにしてみてください。
2. 息をゆっくり吐く
緊張すると、息を吸うことばかりに意識が向き、吐く息が短くなりがちです。待ち合わせの場所に着いたら、鼻から軽く吸って、口からゆっくり長めに吐く。これを何回かくり返してみてください。
呼吸を整える時間をとるためにも、IBJのルール&マナーにあるとおり、会場には10分前に到着しておくと安心です。遅れそうなときは、当日緊急連絡機能を使って知らせます。
3. 目線を上げて歩く
待ち合わせの場所で相手が最初に目にするのは、あなたが歩いてくる姿や、立ち上がってあいさつする姿です。足元やスマートフォンではなく、少し先を見るように目線を上げて歩くと、顔が上がり、表情も相手に見えやすくなります。
歩幅を無理に広げたり、胸を張りすぎたりする必要はありません。力みすぎると、かえって硬く見えてしまいます。「いつもより少しだけ顔を上げる」くらいで十分です。
鏡で確かめるなら、横からも見る
自分ではまっすぐ立っているつもりでも、横から見ると頭が前に出ていたり、背中が丸まっていたりすることがあります。トレーニングの現場でも、ご本人の感覚と外から見た姿のずれには、何度も出会ってきました。
お見合いの前に姿見の前に立つときは、正面だけでなく横向きでも確かめてみてください。耳・肩・腰がおおよそ縦に並んでいるかを見るだけでも、ふだんの立ち方の癖に気づくきっかけになります。
| 場面 | 相手の目に入りやすいところ | 意識すること |
|---|---|---|
| 待っている間 | 背中の丸まり、スマートフォンを見る姿 | 顔を上げて座る。スマートフォンはしまう |
| 歩いてくるとき | 目線、歩き方 | 少し先を見て、いつもより顔を上げる |
| あいさつ | 表情、声の向き | 相手の顔を見て、自分から名乗る |
| 席に着いてから | 座り姿、肩の高さ、手元 | 背もたれから背中を離して座り直し、息を吐く |
| お別れのとき | 最後の表情とひとこと | 「今日は楽しかったです」と伝える |
お見合い前の準備を、一緒に
当日の待ち合わせ方や会話の進め方も、事前にお伝えしています。
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当日の振る舞いで、第一印象をどう整える?
姿勢と合わせて押さえたいのが、IBJのルール&マナーにある当日の振る舞いです。10分前に到着する、自分からあいさつする、明るくハキハキ、にこやかに話す、最後に「今日は楽しかったです」と伝える。どれも、第一印象を落ち着いて整えるための基本です。
あいさつは自分から
IBJのルール&マナーでは、「はじめまして、○○です。よろしくお願いします」と自分からあいさつすること、男性側から声をかけるのがマナーであることが紹介されています。顔を上げ、相手の目を見て名乗るだけで、最初のひとことが伝わりやすくなります。
話し方と、避けたいこと
会話は、明るくハキハキ、にこやかに進めるのが基本です。一方で、過去の恋愛や所属している相談所の話には触れないのがマナーとされています。また、当日にプロフィールを見ながらお見合いをするのはマナー違反です。相手のプロフィールは事前に読んでおき、席では相手の顔を見て話しましょう。
服装は、明るく清潔感のあるものを
IBJのルール&マナーでは、女性はワンピースやスカートなど明るく清潔感のある服装、男性は紺やグレーのスーツに明るい色のワイシャツが無難とされています。服装の選び方はお見合いの服装のガイドで詳しく紹介しています。
最後のひとことで、印象は変わる
お見合いは1時間前後で切り上げるのが目安です。IBJのルール&マナーでは、最後に「今日は楽しかったです」「またお会いしたいです」と伝えると印象が変わると紹介されています。お別れのときも、顔を上げて、相手の目を見て伝えてください。
お会計も、最後の印象に関わる場面です。IBJのルール&マナーでは、お相手女性のお茶代は男性が支払うのがルールとされています。席を立つ前に慌てないよう、支払いの流れも頭に入れておくと、最後まで落ち着いて過ごせます。
第一印象は、姿勢とIBJのマナーにある振る舞いの両方で整えます。10分前に着いて息を整え、自分からあいさつし、最後に「今日は楽しかったです」と伝える。それが、会話を良い雰囲気で始めて、良い雰囲気で終えるための基本です。
姿勢を整えることは、お見合いのあとにも役立つ?
役立ちます。姿勢や呼吸を意識する習慣は、お見合いの1時間だけでなく、仮交際のデートや、真剣交際での大切な話し合いの場面でも、自分を落ち着かせる手がかりになります。ただし、姿勢を整えればお見合いの結果が変わる、とお約束するものではありません。
結果は、二人の相性で決まる
お見合いの結果は、お互いの相性や、そのときに大切にしていることで決まります。姿勢を整えることは、自分の良さを落ち着いて伝えるための準備であって、結果を約束するものではありません。
それでも、自分で整えられる部分を整えてお見合いに臨めたかどうかは、結果がどうであれ、次に向かう気持ちの支えになります。
自信は、小さな準備の積み重ねから
「自分に自信がない」と感じている方ほど、準備できることを一つずつ積み重ねてみてください。当日の朝に肩を下ろして息を吐く、10分前に着いて座り直す。そうした小さな準備ができたという感覚が、落ち着いて人と向き合うための足場になります。自信との向き合い方は「婚活に自信がない」あなたへで詳しくお伝えしています。
仮交際のデートでも、同じ3つを
お見合いのあと仮交際に進むと、食事をしたり並んで歩いたりと、一緒に過ごす時間が長くなります。IBJのルール&マナーでは、初デートは仕事後や休日に少しオシャレなレストランで食事をし、2時間程度に抑えることがすすめられています。
食事の席でも、背中を背もたれから少し離して座る、ときどき息を吐いて肩を下ろす、並んで歩くときは顔を上げる。お見合いの前に試した3つは、そのままデートでも使えます。
整える時間がほしい方には
整える時間をとりたい方には、同じ六本木のジムとエステを会員価格でご案内しています。利用は任意で、使わなくても婚活のサポート内容は変わりません。
まずは、この記事でご紹介した3つのポイントを、次のお見合いの日の朝に試してみてください。
よくあるご質問
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